2022年の12月末から2023年の年始にかけて『みえない月』の展示を行いました。
と同時に、その時期ちょうどNHKプロフェッショナルにて
X JAPANのYOSHIKIさんのドキュメンタリーを見ました。
私はそこで初めて、YOSHIKIさんてこういう人なんだ?と「発見」した感じでした。
今まで大御所、セレブリティというイメージしかありませんでしたが
印象はお茶目で破天荒な貴公子といった感じ。
展示の間中、お客さんが来ない間ずっと"anniversary"を流し聞いていました。
他にも色んなドキュメンタリー番組やTV出演時の動画、
SNSの情報を拾い集めては見て、
一度ディナーショーへ行ってみたり、という感じですが
今に至るまで思うのは、
どことなく自分とYOSHIKIさんは少し似ている気がする、、、という感覚です。
常軌を逸した何かを求めてボロボロになるところとか、
感情が深いところとか、心がガラスのように砕ける感じ(昔の私がそう)とか
仲間がいたパターンの未来の自分を見ているような感覚もあり
勝手ながら何かが「近い」と思っています、、、
もしかしたら、
彼に惹かれる人は孤絶感を持っているんじゃないかな、と思います。
それが深ければ深いほど、YOSHIKIさんに魅了されるような気が、、、
私も光に集まる虫のように、何を求めているか分からないままフワフワしてますw
過去と未来が入り混じる感覚があるので『DAHLIA』の歌詞も不思議です。
多分、誰かを想って書かれた歌詞だと思いますが……
(ちなみに昔書いた私の詩にも、
死者への弔い酒と言いますか、お酒を酌み交わす場面でダリアが登場します。)
人生の大先輩であり多くの経験をされている方ですが
何だか私を理解出来るのはこの人だけなんじゃないか?と思ったりもする
というか正直なところ、見てると異性としてもとても魅力的だし
何故だか安心する頼りたさがある……(甘え)
多分、私自身のどうしようもない孤独感がそうさせているような気もします。
不思議ですよね?私は創作で孤独感を昇華しているところがありますし、
聞く音楽も深い悲しみや孤独感であったり何か深い感情を秘めたものが多いです。
だけどYOSHIKIさんをボーっと見ているだけで、
それよりもやさしく埋めてくれるものがあるような気がしています。
X JAPANのファンは運命共同体と呼ばれているようですが、
私視点だと人を思う心のある、心優しい人たちの集まり、というイメージです。
(明後日にはYOSHIKIさんの首の手術が控えています、
精神的にもお辛い時期かと思います。手術が無事成功に終わることを祈ります)
後日:無事完了したと聞いて安心しました。
私が勝手に縁を感じて不思議な気持ち、
憧れにも似た好意を抱いていますが、
そんなことを思う今日この頃です。
2022年末~23年始、一緒に展示をしていた、
黄愛(ファン・アイ)さん(画家の友達)にこのアニバーサリーを見せたら
「IKUKOさんは月のような人が好きね」
と言われて確かに……と思いました
ちなみに愛さんは私と趣味が違って、太陽みたいな人が好みらしい(笑)
(ちなみに私とYOSHIKIさんはホロスコープで重なったり似通った箇所があり、
そこから来る感覚なのかなあと思ったりします)